ゲムマ2021春新作 「割斬」
○概要
このゲームでは「場の数」を「割算で割り切る」ことを「割斬」と
呼び、「割斬」を成功させることを目指すゲームです。
互いに手札から札を選択し、より多く「割斬」を行って札を得るか、「割斬」した答えを「1」にしたプレイヤが勝利します。
○遊び方
用語
・割斬:「場の数」を「割斬札」の数で割り切れる割り算をすること。
・斬値:「割斬」に使用する数。割斬すると使用した斬値を獲得し得点にする。
・一閃:解が「1」になる「割斬」をすること。
準備
1.山札をよく混ぜ、先攻後攻を決めます
2.プレイヤに3枚づつ山札から札を配ります。
3.山札から1枚札を引き、その数に「100」を加えた数を出だしの「場の数」にします。
(「±1」の札が出た場合は、後手が「+1」か「-1」かを選択します)
プレイ
1.プレイヤは手札から1枚カードを選択し、次の行動を選択する
A.「場の数」に札の数を加えて、捨て札にする
B.「場の数」に札の数を「割斬」して、札を取得する
それぞれで計算した解は次の手番の「場の数」となります。
2.すべてのプレイヤが手札が3枚になるように山札から札を補充して手番がうつる。
終了条件&勝利条件
・一閃が発生した場合
勝者:一閃をしたプレイヤが勝利
・山札がなくなり、各プレイヤの手札の枚数が2枚以下になった場合
勝者:斬値の合計値が高いプレイヤが勝利
○割斬札
割斬札は5種類、
「弐の札(2)」「参の札(3)」「伍の札(5)」「漆の札(7)」「拾壱の札(11)」があり
各5枚あります。
○覚醒
各プレイヤはゲーム中1度だけ、手札1枚を伏札にして、残りの手札から
選択した割斬札を使用することで、その札に書かれている能力を使うことができます。
(伏札にした札はゲーム中は使用できなくなります。手札にはカウントしません。)
覚醒時は次の順番で実行します。
1.手札を1枚伏札にし、覚醒を使用することを宣言する
2.残りの手札から覚醒を使う札を選択し、公開する
3.札の効果が発動する
4.札の数値で「足し算して捨て札にする」か「割斬して得点する」を選ぶ
5.すべてのプレイヤが手札が3枚になるように山札から札を補充して手番がうつる。
各札の覚醒の効果
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弐の型: 覚醒時、直前の相手の手番で 「割斬」されていた場合、 その割斬により獲得した斬値は無効になる。 |
参の型: 覚醒時、「場の数」が3以上の場合、 「場の数」より大きい最小の 3の倍数に「場の数」を変更できる |
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伍の型: 覚醒時、相手の手札に特殊札がある場合、 相手の特殊札を捨て札にする。 |
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漆の型: 覚醒時、任意の「割斬札」を指定し、 その札が相手の手札にあった場合、 相手はその札を捨て札にする。 |
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拾壱の型: 覚醒時、次の相手の手番の時、 「割斬」が行えなくなる。 |
○特殊札
・壱の札
壱の札は「+1」「-1」「±1」3種類、各2枚づつあります。
「±1」の札は「+1」とするか「-1」とするか選択できます。
壱の札は割斬には使用できません。
壱の札は出した後、続けて同じプレイヤがもう一枚札を出すことができます。
また、場の数が「2」の時、「-1」の札を出すことはできません。
・佰の札
佰の札は1枚あり、1~100で好きな数を足すことができます。
佰の札は割斬には使用できません。
佰の札は出した後、続けて同じプレイヤがもう一枚札を出すことができます。
ただし、続けて出す札では一閃をするこはできません。
FAQ
Q1 最初の一枚で特殊札が出た場合
A1
壱の札の場合、「+1」「ー1」はそのまま加えます。
「+-1」は後攻側が「+1」or「ー1」を選択します。
「佰の札」の場合は山札に戻し、よく混ぜてからもう一度引き直します。
Q2 「参の型」はどういった効果か
A2
一言で説明すると 「参の札で割斬ができる『場の数』に変更する」効果になります。
なので、この覚醒により、必ず3点獲得できることになります。
「『場の数』より大きい最小の3の倍数に『場の数』を変更できる」について
例えば 場の数が「4」もしくは「5」の時には、
今の場の数より大きい最小の3の倍数なので
「6」になります。
一応ルール上は3の倍数の時にも参の型の覚醒は使用できることになります。
【場の数】→「3の覚醒効果による場の数」で示すと、
【6or7or8】→「9」
【9or10or11】→「12」
【12or13or14】→「15」
・・・
と、この要領で場の数を変更します。
ただし、覚醒により勝負がつかないように 「『場の数』が3以上の場合、」という条件を付けています。
つまり、場の数が「2」の時は使えません。